2016年2月8日月曜日

断食による健康維持法「ファスティング」に挑みました!(上)




断食の3日間お世話になった酵素ドリンクと水
断食による健康維持法、ファスティングを実践しました。ずっと以前、知り合いがやっていて、そうした健康方法があることは知っていました。妻がひょんなことで興味を持ったことで、2人で挑むことを決めました。

 若い頃から健康には人一倍気をつかっていました。会社の健康診断は必ず受診。「要再検査」という項目があれば、必ず医師の診断を受けました。妻も、その行動はびっくりしていたくらいです。
そのおかげでしょうか、10代の頃から寝込むほどの風邪ひとつひいたことがありません(盲腸の手術はありました)。スポーツ選手としての体力や才能には恵まれませんでしたが、病気に対する強さは並以上のような気がします。



 年をとると、健康にはさらに気をつけるようになりました。まあ、身分が保証されている会社員と違い、フリーで仕事をやっている人は、倒れて長期休養になったら収入がなくなるのです。働けることが何よりも必要なのです。

  そんな折、ファスティングを研究することになりました。食べないことで有害な物質の吸収を排除し、体をきれいにするわけです。あ、「有害」というのは、添加物のことを指します。現在は、添加物のまったく入っていない食品を探すのが難しいくらい添加物が使われています。
 量にもよりますが、添加物が体にいいと思っている人は少ないでしょう。カウンセリング相手の先生の話によると、体が添加物にまみれている人は、死んでも、なかなか体が腐らないそうです。孤独死して何日かして発見されたお年寄りの中には、腐敗が進んでいない人もいるそうです。体の中が添加物にまみれているから、腐敗しないそうです。



動物、植物にかかわらず、生物は死んだらすみやかに腐り、土に還るのがあるべき姿。断食することで、まず添加物まみれの体を掃除します。



 3日間も断食したら、空腹に悩まされて動けないのでは、と思う人もいるでしょう。それを補うのが控訴ドリンクです。空腹感というのは、胃の中に物がなくなるから感じるものではありません。




 盲腸の手術で数日間、飲まず食わずだったにもかかわらず空腹感を感じず、看護婦さんから説明を受けました。血液中のブドウ糖(だったと思う)がなくなることで、脳からの「栄養を補給しろ」という指令が空腹感です。点滴によって血液中に直接栄養を入れていたので、空腹感を感じなかったわけです。



 点滴にあたるのが酵素ドリンク。ン万円もするので、健康には金をかける、という信念を持っている人でなければ、手を出さないと思います。まあ、とにかく挑んでみることにしました。

 

 ※ ※ ※ ※


 準備期・第1日は減食期です。肉や魚をやめ、食事量を減らすことから始めます。夕食は「わかめそば」。豆類はOKなので、ピーナッツを時々食べて、小腹がすいた時に対応しました。
質を変え、量をちょっと減らす、といった感じ。まあ、禁酒であることは言うまでもありませんが、コーヒー等はOK。苦痛らしい苦痛は特にありませんでした。

 まだ酵素ドリンクは飲んでいません。でも、空腹感を感じるほどは減らしておらず、さほどの空腹感はありませんでした。

  準備期・第2日は本格的な減食です。朝食は雑穀米少々とフルーツ。昼食は前日と同じく「わかめそば」。ワンパターンだけど、「かき揚げそば」というわけにはいきません。
 夜、すなわち断食前の最後の食事はバナナ1本と雑穀米の小さなおにぎり1個。あと酵素ドリンクを1杯飲み、いよいよ断食に入ります。

 本番・第1日。朝起きてミネラルウォーター。酵素ドリンクは午前9時、正午、午後3時、6時、9時の5回に定めました。そのおかげか、空腹感はあまりなし。あっても、酵素ドリンクが効いているのか、いつまでも苦しむことはありません。


 でも、体はきつい。だるくて眠たさを感じます。眠たいというより、体がだるいので横になりたい、という感じでしょうか。

 仕事が一段落した午後3時ころ、職場の休憩室で横になったところ、そのまま意識がとんで、1時間の予定が2時間、寝込みました。

 これで気持ちも復活。私は(特に大リーグのないこの季節は)ある程度は自由に仕事時間を変えられますが、接客業など、決められた時間はみっちり働かなければならない人は、ちょっとつらい初日になるかもしれませんね。やる人がいたら、この日は日曜日とか仕事のない日になるようアドバイスします。

 家に帰って、梅干し1個をありがたくいただく。これは必要なミネラル分の補給のためらしいです。塩の粒も多少はいいそうなので、数粒なめて、「食べた」という気分を味わいました。

 前にも書きましたが、水が飲めることで苦痛が少ない。レスリングの減量の時は、特に計量前日はふとんの中に入っても、苦しさのため寝られないこともあり(あ、当時は早朝計量なので、リミットに近い状態で寝ました。今みたいに前夜寝る時は1kgオーバーしていてもいい、という感じではありません)、計量が終わって水を飲む夢を2度、3度と見ましたが、そんなことはなく、熟睡できました。

 本番2日目。説明によると、初日より眠気や疲労感を感じます、とのこと。一方、経験談を読むと、初日をすぎれば楽だった、という声もあります。私は後者でした。ふつうに生活できている、といった感じ。空腹を感じることがあっても、酵素ドリンクを飲んでしのぎます。

 でも、夕方になるとだるさを感じ、休憩室でゴロン。前日は1時間で起きる予定が2時間となってしまいましたが、この日は1時間で目覚めました。

 説明では、軽い運動や低温サウナで汗を流すことを勧めています。体温を上げることで体内の酵素が活性化し、免疫力、善玉菌が増えるそうです。

 でも、さすがにスポーツクラブに行く気持ちにはなれませんでした。家に帰ると、貴重な梅干し1個を食べます。待ち遠しかったのは確かです。口の中に入れられる唯一の固形物質ですから^^ 

 夜は普通にパソコンをたたき、寝る前に半身浴をして体をあたため、「あと1日」と思って就寝。

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